安いだけにOSは付属していないのですが、何かインストールしないとタダの箱になってしまうのでOSをインストールしなくてはなりません。OSもフリーだったり有料だったりといろいろありますね。
名前 | 価格 | 特徴 |
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Windows系 | 15,000円〜 | やっぱVista? |
Linux系 | 0円〜 | 種類(ディストリビューション)がいっぱいある |
FreeBSD | 0円〜 | BSD系のUNIX |
Solaris | 0円〜 | SVR4系のUNIX |
OpenSolaris | 0円〜 | Solarisのオープンソース版 |
HomeBasicの30日間試用版をインストールしたところ何の問題もなくインストールできました。ただし、他のOSを入れてから空いている領域にパーティションを作成してのインストールはできませんでした。一度、すべてのパーティションを削除してから、新規にパーティション作成した場合のみ大丈夫のようでした。
会社で使用しているサーバはすべてLinuxです。Webサーバ、DBサーバとして使用しているのXWindow等、クライアント系はインストールせず必要最小限の開発環境のみインストールして必要なアプリケーションは、最新版をソースからコンパイルするような事をしているのでディストリビューションにはこだわっていません。しかし、個人で使おうと調べてみるとディストリビューションがいっぱいあって迷ってしまうので保留としました。
まあ、いつかはインストールしてみます。
Linuxは、UNIXではないということで正真正銘のFreeBSDをダウンロードしてCDを作成、インストール。使い方がよろしくなかったのかもしれませんが、昔のままのテキストベースのインストーラでビックリ。パッケージがよくわからずデフォルトでインストールしたところ無事完了。しかしながらコンソールでログイン、startxでXWindow起動しなくてはならずXServerは立ち上がるもキーの配列も英語の配列だし設定の仕方は忘れたしで使いこなせませんでした。Vistaとデュアルブートにしたかったので別パーティションにインストールしたのですが、VIstaは行方不明になってしまいました。
SVR4系のSolarisも、フリー版が出ていたのでダウンロードしてDVDを作成しました。インストーラでパーティション設定まで行くのですがその先が進まず終了。Vistaが既にインストールしてあったのがよろしくなかったのかもしれません。
Solarisのオープンソース版のOpenSolarisは、ダウンロードして作成したCDからブートするとXWindowまで一気に起動します。インストールするには、起動したXWindowのデスクトップのインストールというアイコンをダブルクリックするだけ。30分ほどでインストール完了してXWindow環境のSolarisを使用する事ができます、当然何もしなくても日本語を入力や表示することができます。しかも、先にVistaをインストールしておけば自動でGrubでデュアルブートできるようになっています。管理ツールもウィンドウベースとなっているので簡単、しばらくはこれでいこうと思っています。難点は、フリーソフト等をソースからインストールしようとすると高確率で失敗します。欲しいソフトがコンパイルできないのは困るのですが、有志が作成した有名どころのフリーソフトのコンパイル済みパッケージがあるのでまあなんとかなるでしょう。
NEC Express 5800/110Gdはサーバ用として販売されており、OSもサーバ向けのいくつかの製品のみが動作保証されていますが、今回試した範囲ではX86用とされているOSはほとんど動作するようです。
”Windows Vistaを入れてクライアントとして使用します”ではおもしろくないので、OpenSolarisを入れてクライアントとしてもしばらく使用してみます。ちなみにこの記事もOpenSolarisで動作するHTMLエディタのBlueFishで書いてます。