独立したら仕事用のPCを自分で用意しなくてはなりません。会社ではPC2台、モニタ2台(19インチ+17インチ)体制だったのですがマルチコアPC1台と広めのモニタにすることにしてしばらく放置状態だった仮想環境実験用として購入したML115G5(CPUはPhenomに換装)に24インチモニタを購入して使用することにしました。
他の人がいるところで使用するので起動時の爆音はなんとかしたいので調べてみるとケースファンが原因で静かなのに交換すると良いということでした。このケースファンは直径が92mmで電源がPWM対応の4pinとなっていますが、交換するものは3pinのものでもコネクタの突起を削れば使用できるそうです。
情報収集が完了したので会社帰りに秋葉原に寄り道してファンを購入することにします。いつもの通り、末広町からツートップ、T-ZONE方面をウロウロしてみます。基本的に価格重視でみるとPWMでないものが880円あたりが最安値、PWM対応のものもプラス300円くらいと予想よりも安く売っています。一応CPUは低電力版を使用しているのであまり熱くならないとすると、PWM版にすれば回転数が自動的に下がって静かなのではないだろうかと思いPWM対応のファンを購入しました。
家に帰ってさっそくファン交換をします。ケースを開けてファンのコネクタをはずして、ネジを4本はずせばファンをはずすことができます。ここで問題発生!!新しいファンと既存のファンのコネクタを見るとピンの本数は4本で間隔も同じなのですが、出っ張りの場所が異なって電源コネクタに挿すことができません。新しいファンの邪魔になるでっぱりをカッターで削って無事挿すことができました。ファンをケースに留めて交換完了
どれくらい静になったかとスイッチONにしてみると。。。。爆音とまではいきませんが結構な音がします。ビックリしているとファンの回転数が落ちて静になりました。ML115の爆音というのは、ケースファンの動作確認のために電源を入れてからちょっとの間、ファンが全開で回転するための爆音なんですなんですが、今回交換したファンはPWM対応のために絶対的な音は小さいながらも電源ONの直後に全開で回転するという動作自体は変わらなかったということです。静音をめざすのであればPWMに対応していない固定の回転数で回転する静音ファンに交換したほうが良いということでした。まあ、電源を入れて30秒ほどで純正ファンよりは静かなんでこのままで行こうと思います。
さらに問題が発生しました。電源ファンを交換してケースを閉じてしばらく使用してから再起動をしようとしたら”温度がたかいので5分間起動を待ちます”なんていうメッセージが出て起動しなくなりました。マシンを触ってみると結構熱くなっていてなにかおかしい感じがします。もしかしてと思って交換したファンを確認すると、ケース内の空気を吸い出すようになっていなくてはならないのに、吸い込みになっていました。よく確認せずにつけてしまったのが原因ですが、またまたケースを開けてファンをひっくり返して吸いだしとなるようにしました。ケースを閉じてしばらく運転をしましてが本体が熱くなることもなく安定して動作するようになりました。ML115には前面ファンはついていないので吸い込みでも吸い出しでも良さそうですが電源ファンの関係なのか決まった方向でつけないといけないみたいです。