休日はパン焼き

とは言っても半年近く前の事で、パン焼きに凝っていました。
普通、パンは小麦粉をこねてイーストをまぜて一次醗酵させ、成型して二次醗酵した後に焼きます。イーストというのは工場で生産された酵母で小麦粉を効率良く醗酵させて比較的短時間でパンを焼くことができます。しかし、短時間ということで温度の管理、時間の管理がシビアで醗酵時間が長すぎると失敗パンになってしまいます。
私の凝っていたパンは、販売されているイーストを使わず天然の果物等についている酵母を増やして醗酵させるる天然酵母パンです。作り方は以下の通りです。
1. 果物等に水、砂糖を加え密閉容器に入れて常温で保存
2. 1日ほどで醗酵がはじまって泡がでてきますがまだまだ保存
3. 3~5日ほどで泡もおさまりいい感じになったら酵母育成完了
4. 小麦粉と上で作った酵母液を混ぜて容器にいれ常温で保存
5. 半日から一日して2から3倍くらいに膨れたら元種作成完了
6. 小麦粉、元ダネ、水、砂糖、塩を加えて良くこねたら乾燥しないようにして常温で保存
7. 半日から一日して2から3倍くらいに膨れたら一次醗酵終了
8. 好みの形に成型して乾燥しないようにして常温で保存
9. 数時間後倍くらいに膨れたら二次醗酵完了
10. オーブンで焼いたらできあがり
薄力粉、強力粉の比率を変えたり、砂糖を入れなかったり、成型の時にあんこをいれてアンパンとか肉をいれてピロシキ風とかいろいろ楽しめます。さすがに小麦粉はつくれませんが、酵母を庭のブラックベリーからつくったりもしました。
天然酵母パンは時間がかかりますが、そのぶん多少の時間の前後は影響しません。午後から種起こしをして、夜こねて朝まで一次醗酵、朝起きて成型して昼まで二次醗酵で昼食用のパンができあがりました。
醗酵は待つだけなんですが、こねるのが大変なんですが家にはパン焼き器があるのでこねるのはパン焼き器に任せれば、材料を計って待つのみ。常温放置なんで醗酵時間が気温に左右されるのがたまにきずですが、これもロハスな生活ということでお楽しみください。
酵母を起こすための果物はなんで良くて、私がやったのはイチゴ、干しブドウ、庭のブラックベリーです。今の季節ならブドウがお勧めだそうですのでお試しください。
ZOJIRUSHI パンくらぶ 自動ホームベーカリー BB-HA10-WZ
以下作品集
アンパン(爆発気味)

レーズンパン&食パン

普通のパン

フランスパン風&普通のパン

天然酵母液

種起こし中

休日はパン焼き」への2件のフィードバック

  1. うちの息子(中1)も「じゃパン」の影響かパン焼くのが好きで、たまに作ってくれますが、家で焼くパンもけっこう旨いんですよね。手間考えると買った方が安いとは思いますが、手作りも良いもんですよね。

  2. いつもコメントありがとうございます。
    うちの息子達は作るどころかあんまり食べてもくれません。酵母起こししとかは化学の実験みたいで理科系の方にもお勧めです。しかしながら、気温の下がるこれからは室温放置では時間がかかりすぎるのでいつ食べられるのか予測が難しくなります。

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